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京都 長楽館のアフタヌーンティーで優雅に過ごす

 

「よろしゅうございますか」

事前に確認しておきたいことがあったので、メールで問い合わせた際、このような言葉が使われたお返事をいただいた。そのまま返信メールで予約したのが、予約日から2週間前。すでに希望していた時間帯は空いておらず、1時間ほど後の予約となった。

 

 

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内装の写真を見た瞬間、私の中で「行ってみたい!」と思わずにはいられない場所になった長楽館。

京都祇園、円山公園にある洋館で、明治42年に建てられた「煙草王」村井吉兵衛の迎賓館だ。アメリカ人建築家ジェームズ・ガーデナーの設計によるルネサンス風の外観で、内装はまさに和洋折衷、アールヌーボー様式のステンドグラス、イギリス・ヴィクトリア調やロココ調の間から、和室まで存在する。

家具なども含め、30点が京都市指定有形文化財に登録されているというのだから、それだけでも見る価値は十分にあるだろう。そこへ加え、優雅な空間でティータイムを過ごせるとなれば、これはもう行かなければならない。

 

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ロココ調の迎賓の間は、アフタヌーンティー利用客専用で、7卓25名が入れるようになっているようではあるが、2名で来ている人も多く、予約の時間帯が少しずつずれているせいもあるのか、広い間に15人程度いただけだったように思う。

 

様々なお菓子を楽しみながらの2時間半という時間は、ゆったりと長いようで、短くも感じた。次はどれにしようかな、などと考えているとワクワクして次から次へと食べてしまいたいところではあったが、意識して優雅にのんびりといただくことにした。

 

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3段になったお皿の一番下段には、サンドイッチなどの軽食っぽいもの、真ん中の段には焼きたてスコーン、そして一番上にはスイーツや果物などのデザート系。

写真を撮ったのも最初だけ。

やはり食べるのに夢中で、写真を撮り忘れてしまった。

 

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最初に、アルコール類かジュースを1杯選ぶことができ、私は桃のジュースにしたが、これがまたトロッとして完熟桃を飲み込んでいるような美味しさだった。

そして数種類の紅茶から好きなものを。最初はダージリン、無くなったころに「紅茶のおかわりはいかがですか」とメニューをもってきていただいたので、次にアールグレイをお願いした。(おかわりは無料のようだ)私はコーヒー党なので、正直紅茶の味はわからない。それでもどちらも美味しくいただいた。ティーポットやカップが可愛らしく、こんなの欲しいな、という衝動に駆られたことを今思い出している。

 

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グラスの下に敷かれたコースターを見ると、煙草のパッケージがデザインされていた。「HERO」と「PEACOCK」の文字。

ヒーローは、明治27年に発売され、当時大ヒットとなった両切り紙巻き煙草なのだとか。両切り紙巻きっていうのは、フィルターが付いていない、上手に吸わないと口に葉っぱが入ってきて大変なあれである。今でいうゴールデンバットのような煙草だ。(なんとゴールデンバットは2016年6月からフィルター付きになったのだとか・・知らなかった)

最初にこのコースターを見たときは、雰囲気に合っていない違和感があったものの、煙草のパッケージということで納得。

「よろしければお持ちください」という言葉に、遠慮なくバッグの中に忍ばせたのは言うまでもない。

*日本初の両切り紙巻き煙草の「サンライス」のコースターもあったが、下げられてしまった後だったので持ち帰ることができず・・残念。

 

下の写真が、「HERO」と「PEACOCK」デザインのコースター。 

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もちろん、こちらのカフェは禁煙である。「煙草王」村井吉兵衛が現在の禁煙ブームを見たら何と思うことだろう。

 

室内の装飾や家具など、もっと近くでじっくり撮影したかったが、他のお客さんもいたので、テーブルに座った位置から撮ることができた写真だけ。

 

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ちなみに、あの美しいシャンデリアはバカラ製クリスタルらしい。

壁にはいろいろな風景画、椅子やテーブルもそれぞれ違っていて、ついついキョロキョロしてしまいたくなる素敵な空間だった。

 

伊藤博文や、ロックフェラーなど多くのVIPたちが訪れたこの長楽館で、たまには優雅にアフタヌーンティーはいかがだろうか。

 

 

長楽館

〒605-0071 京都市東山区祇園円山公園

TEL 075-561-0001 / FAX 075-561-0006

アフタヌーンティーセット

お一人様 ¥4,000 (税別)

(スパークリングワイン or フレッシュジュース付)

営業時間

12:00〜18:00(Close) 

 

 

じっくり長楽館を楽しむなら、宿泊も(^^♪

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ホテル棟 パノラマビューツインルーム

 

本館1階 フレンチレストラン ルシエーヌ

 

本館1階 球戯の間

 

本館1階 ロビー

 

本館2階 貴婦人の間 

 

本館1階 迎賓の間

一休.com で予約 「長楽館」