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外務省「たびレジ」簡易登録で届いたメールの情報をまとめてみた。(2016年8月1日~8月7日)

たびレジ

以前記事にした、外務省の「たびレジ」登録で各国の地域の大使館、領事館から届いたメールをカテゴリー別に分け、簡単な内容と、その中で個人的に注目したものをピックアップしてみた。

全部の国と地域を登録している。

 

tokiwoirodoru.hatenablog.com

 

 

テロに関するもの 

ヨーロッパではテロを警戒するものが多く、イタリアでは実際に各地で警戒や警備が強化されているようだ。 

 ・ギリシャ、イタリア(欧州テロ注意喚起)

フランス、ドイツ、ベルギーでのテロをあげ、イベントや記念日などのテロへの注意 

・ブルガリア(欧州テロ注意喚起)

ブルガリアで9月に2つの記念日があることへの注意 

・ロシア(テロへの注意喚起)

7/31にISILがロシアへのテロを呼びかけるビデオをネット上で公開 

・オーストリア(警察に対する脅迫)

複数の州警察に対し、テロを予告する脅迫メールが届く 

・カザフスタン(対テロ演習の実施)

アスタナ市内にて対テロ演習を実施、パニックにならないよう注意 

・ケニア(テロ攻撃の危険性)

ケニア東部で、アル・シャバーブによるケニア軍、警察、英国軍へのテロの危険性が高まっている 

・イタリア(夏期テロ対策計画)

旅行者、巡礼者を対象とした地域、宗教施設、大規模商業施設、ビーチ等への警戒、警備を強化

 

ピックアップ

・バングラデシュ(テロ特別警戒レベル2 過去の発生事案と注意喚起)

危険情報として、7/1に起こったダッカ市内レストランでのテロ事件や、2015年に起こった邦人男性がけん銃で撃たれ殺害された事件があげられている他に、地域別情勢として最近発生した事案が載っている。いずれも、過激派が犯行声明を発表しているものだ。

2015年10月 シーア派モスクで爆発

2015年11月 バハーイ教徒銃撃

2015年11月 イタリア人神父襲撃

2015年11月 シーア派モスク襲撃

2015年11月 聖廟管理者殺害 

2015年11月 警察官殺害

2015年12月 アフマディア派モスクで自爆テロ

(*以上ISILバングラデシュ、犯行声明発表)

2015年10月 出版関係者殺害

(*以上AQISインド亜大陸のアルカイダ、犯行声明発表)

2015年11月 ヒンドゥー教僧侶殺害

2015年12月 ヒンドゥー教寺院で爆発

(*以上イスラム過激派JMB、犯行声明発表)

2016年1月  ホメオパシー医師殺害

2016年2月  ヒンドゥー教徒殺害 

2016年3月  キリスト教改宗者殺害

2016年5月  ヒンドゥー教徒殺害

2016年7月  ヒンドゥー教僧侶殺害

(*以上ISILバングラデシュ、犯行声明発表)

2016年4月  世俗的ブロガーの大学生殺害

2016年4月  性的少数者向け雑誌編集者殺害

(*以上AQISバングラデシュ支部が犯行声明発表)

 

これを見るだけで、日本人という異教徒がどれだけ過激派のターゲットとして見られているのかと思うと、本当に恐ろしい。いくつもの組織が存在し、その標的はブロガーの大学生にまで及んでいるのだ。

そして、先月のテロ以降も過激派と警察官との銃撃戦が発生、又テロリストによる攻撃計画があることも報じられている。

 

 

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自然災害に関するもの

・中国広州(台風4号接近)

現在地、中心気圧、風速、今後の見通し、窓口閉鎖のお知らせ

・香港(台風4号接近)

香港天文台シグナル発出、公共交通機関運転取りやめ、商店閉店への注意

・アゼルバイジャン/イミシリ(地震発生)

マグニチュード5.6の地震発生、その後2回余震あり

・メキシコ(熱帯性暴風雨接近)

米国立ハリケーンセンター発表のメキシコ湾上で発生した熱帯性暴風雨アールの現状と予測

 

感染症に関するもの

 

・レバノン、アラブ首長国連邦、カタール(中東呼吸器症候群)

MERSコロナウイルスの発生状況、ラクダへの接触を避けるよう注意、予防、

2013年以降サウジ・アラブ首相国連邦、カタール、オマーン、ヨルダン、レバノン、イエメン、クゥエート、イラン、バーレーンでの感染例あり

サウジでは6/10-7/30までに新規感染56人(うち16人死亡)

・ブラジル、グアテラマ、コスタリカ、キューバ、ペルー(ジカウイルス感染症)

ジカウイルス感染症発生地域の追加と削除、デング熱、チクングニア熱の発生報告

・米国フロリダ(ジカウイルス感染症)

フロリダ州の感染者発生状況、経路、症状、治療法、予防

・スリランカ、モルディブ、インド、フィジー、マレーシア、ブルネイ王国、台湾、中国広州、パキスタン、インドネシア、カンボジア、フィリピン、バングラデシュ、東ティモール・ニューカレドニア・タヒチ・グアム(デング熱流行)

デング熱対象国、発生状況、症状、治療、予防法

・中国広州(鳥インフルエンザA(H7N9)ヒト感染症)

感染症例、感染源、症状、予防法 毎月1-15人ほど死亡者がでている

ピックアップ

中東呼吸症候群(MARSコロナウイルス)

・感染源(ラクダの可能性が高い)

・飛沫感染・接触感染

・風邪のような症状、下痢、呼吸不全

致死率36%

・アラビア半島、中東地域で発生

 

デング熱

・感染源(ヒトスジシマカ ネッタイシマカ)

・蚊を媒介して感染(人から人への直接感染はない)

・急激な発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、倦怠感、鼻出血、歯肉からの出血等

・潜伏期間(2~12日)

・デング出血熱に至ることもある

・アジア、大洋州をはじめ、熱帯、亜熱帯地域で広く発生 

 

鳥インフルエンザA(H7N9)ヒト感染症

・感染源(鳥インフルエンザにかかった鳥の羽やフンを吸い込んだり、フン、内蔵に触れた手から人の体内にウイルスが入った場合、まれに感染すると考えられている)今までヒトに感染することが知られてなかったウイルス

・発熱、咳、息切れ、肺炎

2016年1-6月 感染者報告数97人 うち死亡40人

・中国6省2市で発生

 

ジカウイルス感染症

・感染源(ヒトスジシマカ ネッタイシマカ)

・蚊を媒介して感染(母胎から胎児へ感染、輸血、性交渉による感染リスクも指摘されている)

・軽度の頭痛、発熱、発疹、筋肉痛、倦怠感等(妊婦が感染すると胎児に小頭症などの障害を起こす可能性がある)

・潜伏期間(2~12日)

・アフリカ、中南米・カリブ海地域、オセアニア太平洋諸島、アジアで発生  

オリンピック、パラリンピック開催のブラジルでの感染が気になるところだが、WHOの緊急委員会の会合で、国際的な拡大リスクは、8月、9月がブラジルの冬にあたり、競技会場周辺では蚊対策が強化されていることから、リスクは低いとの見解を示したそうだ。ヒトスジシマカは日本国内の広い地域に生息しているため、発症者が国内で蚊に刺されれば感染が広まる可能性があるので、遠い国の話ではない。

性交渉による感染も指摘されているということなので、流行国から帰国した人は注意が必要だ。(最低8週間)

 

その他

・ブルネイ王国 王室護衛隊射撃訓練

爆発物、実弾使用のため、近づかないよう注意

・スリランカ 反政府デモ注意喚起

7/28から始まった前大統領率いる反政府デモの今後の見通し

・ルーマニア 詐欺、脅迫注意

起業や在留許可取得手続きの斡旋、仲介トラブルで詐欺や脅迫の被害発生

・ラトビア 在留届記載の変更

在留届記載事項に変更があったときの届出を励行

・ペルー リマ市内でスキミング被害

7/21リマ市内でデビットカード情報を利用され現金を引き出される被害概要と対策

・ニュージーランド 移民局を偽る詐欺電話への注意

移民局を名乗る人物から電話があり支払いを強要、応じなければ強制退去と脅す

・台湾 安全データ作成のお知らせ 

2016/1-6月の傾向まとめ、社会・治安、犯罪、邦人被害、テロ爆弾事件、誘拐など

・ブルネイ王国 電力の一時遮断のお知らせ

工事による一部地域の電力遮断の日程、発電機貸し出し

・フィンランド お知らせ

スリ、置き引き被害の注意喚起、教科書無料配布の件、在留届の件、領事出張サービスの件など

・中国 広州 深セン市での領事出張サービス

予約制の領事出張サービスのお知らせ

・ペルー 非常事態宣言の延長

水銀による水質汚染の非常事態宣言の延長、麻薬犯罪組織同士の抗争、殺人に対する非常事態宣言の延長

・タイ 憲法草案国民投票への注意喚起

8/7に行われる国民投票につき、意見が分かれているため人々の集まっているところには注意

・ドバイ 航空機事故発生

8/3ドバイ国際空港にてエミレーツ航空着陸時に起きた火災について

・ドイツ ナイフ使用の犯罪増加

15-30歳代の男性がナイフを標準装備、先週起こった事件と対策

・アルメニア 反政府武装集団の釈放を求めるデモ

連日大規模な集会や行進が行われている

・バーレーン シーア派地区デモ情報

シーア派聖職者の起訴、反政府系政治団体の解散判決ほか、反政府活動への取り締まりに対する抗議デモ

・アラブ首長国連邦 犯罪発生状況、防犯対策

近年のイスラム過激派テロへの注意喚起および、滞在中の留意点

・イスラエル 金曜礼拝、安全対策と注意喚起

最近の発生事案と注意

・英国 8/3ナイフ襲撃死傷事件

大英博物館近くで6人の通行人が襲撃され、1名死亡、5名負傷

・米国 ニューヨーク 詐欺被害事例、感染症注意

偽遺産相続手数料詐欺、自作CDを押し付けチップ強要

・モロッコ 7月に届出のあった邦人被害3件

バッグ引ったくり事件、修理業者を装った詐欺、親しくなったモロッコ人にカードで現金を引き出された

・デンマーク 盗難被害への注意喚起

コペンハーゲン繁華街で、鞄、携帯、カメラなどの盗難発生注意

・パキスタン 抗議集会への注意喚起

イスラマバード市内で6-7日に政治団体による抗議集会が行われる、一部道路閉鎖も。

・ザンビア  国内総選挙への注意喚起

8/11に総選挙が行われるが、選挙結果に不満の政党支持者同士の衝突やデモの可能性あり

・グアテマラ  エルサルバドルとの国境一部通行止め

エルホボ橋補修工事に伴い、一部通行止めを実施する

・コスタリカ  2016年ISAサーフィン世界選手権

8/6-15の間、サーフィン世界選手権が行われる、感染症への防虫対策を

・コロンビア  サッカー試合に伴う注意喚起

サッカーの試合で喧嘩や口論、殺人に発展することも考えられる。8/7は対日本戦、要注意。

 

ピックアップ

 ・ブラジル マナウス 強盗事件発生

マナウス州立学校に刃物、拳銃を持った強盗事件が発生、生徒の携帯、鞄、現金など奪う

・ブラジル 車上荒らし発生

学校駐車場にてガラスを割られ、車内に置いてあったリュックを盗まれる 

・ブラジル マナウス サッカー観戦情報

荷物持込の注意点

・ブラジル クリチバ 大統領イベント情報

大統領演説あり、小競り合いなどに巻き込まれないよう注意

・ブラジル マナウス  スマホ路上強盗

ポケモンGOをしながら歩いていた少年が突然暴行され、スマホを奪われる

 

 ブラジルでの強盗や窃盗が目立つ。そして、ここでも「ポケモンGO」。スマホを持ち歩いていることを知られること自体が狙われる原因になる。ゲームに夢中になっていれば、気づかれず容易に近づけてしまう。これは犯人にとっても好都合だ。

オリンピック、パラリンピックの開催国は今、治安も感染症も気になるところである。

 

 

送られてくる内容は危険情報だけではない。領事館の窓口閉鎖のお知らせや、工事や、イベントの予定、電力遮断のお知らせまであった。犯罪被害については手口や場所が情報としてメールが送られてくる。滞在者にはとても役に立つことと思う。是非活用を!